オフィスワークと個人の目指すポイント

オフィスワークでは、組織としてのシステム等の効率的な運用ということが重要で、それができていないと生き残れないのが今の社会でもあります。その一方であくまでも、その組織を構成しているのが、その会社の社員や従業員で、それらの人たちは生身の人間なので、気分が悪くなる時もあり、体の具合が悪いこともあり、持病などもあり、慢性の生活習慣病などもあるでしょうから、ただシステマチックに人間を運用しても、思ったほどは効果が出ないということもあります。ひとりの人を人数で考えるのではなくて、個性で考えるようになってきているのが、本来の意味の効率的な会社の財産としての構成員ではないかとも思います。そこのところを間違うと、短期的には効果が出ても長期的には会社が駄目になるという場合もあります。

あくまでも収益が出なければいけないのですが、それと仕事のしやすさや能力を高めてくれる職場環境も必要で、それがないとただ給料をもらう作業員になってしまいます。会社との関係が給料だけということで、それでは会社側も社員の側も苦しんでしまいます。そして、しかたがないということで、そのまま進むと当然ですが会社を維持できなかったり、成果が芳しくなかったりしてしまうということになります。そのポイントになるのが構成している人たちの感情ということになります。